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北海道大学 教養深化プログラム
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お知らせ

教養深化MEETUP「北海道を見る!聞く!学ぶ!教養深化エクスカーション~2025初夏編 はいこうへいこう~北海道の廃校を愉しむ~」を開催します

公開日:2025/06/17
最終更新日:2025/06/17

2025年度夏のエクスカーションでは、北海道にある廃校を楽しみましょう!

眼鏡型円形校舎で知られる旧絵鞆小学校(旧室蘭市立絵鞆小学校)、製品工場や直営売店にてさまざまな体験ができるナチュの森(旧白老町立虎杖中学校)で、北海道の廃校の今に出会ってみませんか?

楽しみ方はそれぞれです。廃校そのものとしてはもちろん、建築、郷土資料、地域、社会貢献、グルメ、リノベーション、サイエンス、スキンケアなど、それぞれのご関心に合わせてお楽しみいただけるであろう廃校を厳選いたしました!

廃校に惹かれる人も、廃校なんてはじめて意識したという人も、とりあえず教養深化のイベントに参加してみたいという人も、プログラム生ならどなたでもご参加いただけます!

おひとりでも、お誘い合わせのうえでも、大歓迎です!

訪問先

●旧絵鞆小学校:旧室蘭市立絵鞆小学校
1892年にアイヌの押杵帯九郎(オビシテクル)が開校した常盤学校分校に端を発する。児童数の増加に対応するため、1958年から1960年にかけ、坂本鹿名夫の設計による眼鏡型円形校舎が建設されたが、そのあと児童数は減少し、2015年3月をもって閉校した。閉校後、全国的に見ても希少な眼鏡型円形校舎の保存活動が行われ、現在は旧絵鞆小学校として休日を中心に一般公開されている。校内のほとんどはかつてのまま残っており、当時の様子を肌で感じながら見学できる。エクスカーション当日は、ガイドの方から学校の歴史や建物の保存についての解説を聞き、体育館棟を見学する。なお、教室棟(縄文関連展示あり)や外観は自由に見学・撮影することができる。
【キーワード】建築、地域の記憶、博物館・郷土資料館
【参照】公式HP:https://etomo-enkei.com/

●ナチュの森:旧白老町立虎杖中学校
もともとは虎杖小学校と同じ場所にあり、体育館部分は共用であった。1989年に現在地に独立移転したものの、2013年に閉校した。ナチュラルサイエンス社と白老町が協議を続け、2016年に新工場「ナチュラルファクトリー北海道」が完成した。また、校舎・体育館を保存しつつ、図書室や実験室、売店やカフェなどを整備した「森の工舎」が2022年に完成し、現在は複合施設「ナチュの森」となっている。施設内では、蒸留体験、工場見学、スキンケア製品の試用や購入ができ、カフェやレストランで飲食を楽しむこともできる。エクスカーション当日は、各コーナーや売店にて自由に体験やショッピングを満喫する。
【キーワード】建築、サイエンス、スキンケア、開発、自然、カフェ・レストラン
【参照】公式HP:https://nachunomori.jp/

プレゼンター:大谷梨乃(教養深化プログラム2024年度修了生)
文学院欧米文学研究室博士後期課程所属。研究テーマはロシア・ソ連の文学作品に描かれる樺太の表象。文学研究のかたわら、趣味で北海道を中心とした廃校調査を行っている。

■日時:7月12日(土)8:45 北海道大学クラーク会館前集合 18:30頃 北海道大学クラーク会館前解散
■対象:教養深化プログラム生
■参加費:無料
■申込:特設フォーム
■申込締切:7月8日(火)12:00
■定員:30名(先着順)
■参加上の注意
・申込には学生教育研究災害傷害保険(学研災)または同等の保険に加入している必要があります。

※教養深化MEETUPとは
北海道大学のほぼ全ての大学院から受講生が集まる教養深化プログラム。さまざまな大学院、いろいろな研究分野の大学院生が集います。まったく専門分野が異なる学生との交流の機会は普段の学生生活の中ではあまりないかもしれませんが、違った視点が得られたり意見を聞けたり、刺激が多く楽しいものです。そこで受講生同士の交流やちょっとしたスキルや情報を提供する【教養深化MEETUP】を開催します。内容はお楽しみに。