アドビ株式会社にオフィスツアーを行いました
公開日:2022/11/24
最終更新日:2024/05/14
大学院生のキャリアパスの多様化を支援するためにオフィスツアー(企業事業所訪問)を実施しました。民間企業の働く現場を実際に訪問し、従業員と懇談することを通してキャリアについて具体的なイメージを持てるようにすることが狙いです。
今回は11月10日(木)にアドビ株式会社を3名の教養深化プログラム生が訪問しました。アドビ株式会社にはサイエンスリテラシー特別演習Ⅲ「デジタルクリエイティブ基礎」で講師を派遣していただいています。デジタルクリエイティブ基礎のアフターイベントの開催など連携を深めていくなかで、関心の高い学生によるオフィスツアーが実現できました。クリエイティビティやキャリアパスという点で大きな刺激となったようです。受け入れていただきましたアドビ株式会社様に深く感謝申し上げます。
以下に参加した学生の報告と感想を掲載します。
■近藤虎太郎さん(環境科学院)
今回のツアーでは、オフィス見学、会議参加、 3D マテリアル作成専用ソフトであるsubstanceの体験、CC道場(YouTube配信)見学を体験させていただきました。
会議や話をお伺いする中でわかったAdobeの目指すところ、それはクリエイティブをみんなの物にすること、そして新しい発想、表現を生み出すことである。substanceの体験では、VRゴーグルをつけ、自分の手を使って3DCGをつくる体験をしました。操作は簡便かつ直感的で、自分が思った通りに、表現したいように3DCGがつくれることに驚き、その楽しさで時間を忘れるほど没頭しました。おもしろく、新しく、意義のあることを目指すみなさんの熱意、そして驚きの連続であったsubstance体験により、「Creativity for all」な世界はすぐそこにあることを確信しました。そんな世界に追いつき、その先端を走れるよう、もっとAdobeに触れていこうと思える1日でした。
今回のツアーのなかで、クリエイティブの先端を走り続けるAdobeの最新の技術や働く現場に触れさせてもらったこと、働く多くの人の声を聞かせてもらったことは、非常に刺激的で、貴重な体験でした。企画・開催してくださった皆様ありがとうございました。
■米田夏輝さん(公共政策大学院)
クリエイティブの最前線へ
研究発表資料や日常のプレゼンでAdobeツールを使う者として、オフィスツアーへの参加は最高のご褒美である。
ツールを日常的に使っていることから、どこか鷹を括っていたが、改めてその進歩には驚かされた。従来の2Dソフトに加え、3D関連のツールの大幅な進化により、これからクリエイティビティの幅は大きく広がる。我々は大きな転換点にいると感じた。
これまで何かを作るというのは、一部のプロフェッショナルだけが取り組むものであった。Adobeが”Creativity for all”と掲げるように、ツールの使いやすさ、技術の発展により、これからは誰もが自由にクリエイティビティを発揮していける時代になる。
クリエイティブの最前線で感じたことを、残りの学生生活、これからの社会人生活で活かしていきたい。
■フェルナンド・ウルシーネさん(公共政策大学院)
見学で、まずオフィス内を案内していただきました。その後、さまざまなAdobeの商品を紹介していただき、新卒の社員の方との話もできました。その紹介の中、特に印象的なのは、Substance 3Dと言うAdobe Creative Cloudに入っている新しいソフトウエアです。そのソフトウエアは、もともとゲーム開発、映画やアパレル広告を作るために使われているものですが、3Dモデリングやレンダーリングが他のデザインの分野の最先端になるのではないかと言う話も出てきました。Substance 3DとOculus 3Dの統合の体験をしてから、Adobeジャパンの社長にご訪問もできました。CSM(Customer Service Management)チーム内のミーティングにも参加でき、最後にCC道場の見学もできました。携帯やパソコンで見てみながら目の前にあるスタジオの状況も見るのがすごく楽しかったです。
最後に、私たちが参加した授業もそうですが、アカデミア、潜在なユーザーである学生さんたちと会社としてAdobeの新しい出会いが創れる理由は一日で話題と出てきた「誰でもクリエイトになれる」と言うコンセプトに基づいている。それは、この見学でこそすごく感じました。