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北海道大学 教養深化プログラム
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教養深化プログラム

お知らせ

教養深化キャリアセミナー「OBOGに聞く!社会で活躍する文系大学院生」 を開催しました

公開日:2023/03/13
最終更新日:2023/06/23

2023年2月7日(火)に教養深化キャリアセミナーを開催しました。

当日は22名の参加者を迎え、文系大学院修士課程修了者を採用している企業4社にお越しいただき、会社紹介や文系大学院生の活躍についてお話いただきました。

三菱総合研究所の綿谷謙吾さんからは、三菱総合研究所の事業内容や、大学院卒の方が多く活躍していること、そして研究員のキャリアパスや人材育成制度などをご紹介いただきました。また、文系大学院生OBとして、新入社員で配属された専門外の分野での試行錯誤や、文系ならでは力が発揮できることなどを実体験をもとにお話いただき、「文系が活躍する分野は今後さらに拡大すると思います。専門にとらわれず、他分野に挑戦してみると想像以上に仕事の広がりがあります」と励ましのお言葉をいただきました。

富士通採用担当の細谷めぐみさんからは、富士通の多様な事業領域、時間や場所にとらわれず柔軟な働き方ができることを紹介いただきました。文系大学院生OBの針谷梢吾さんからは、就職活動やなぜ富士通に入社したか、そして配属後の業務歴、自分で手を挙げてチャレンジした異動についてもお話いただきました。「就職活動では、業種や職種を絞りすぎず、視野を広げることが重要」と参加者へアドバイスしてくださいました。

丹青社採用担当の太田なぎささんからは、日本最大規模の文化空間づくりの会社である丹青社の魅力や職種をご紹介いただきました。文系大学院生OBの稲葉さんからは、博物館のような文化空間を作る際に、様々なステークホルダーをつなぐ展示会社の役割や仕事の魅力などを語っていただきました。「大学院での学びは、直接的に役に立つことは少ないですが、自分の業務を俯瞰したり、調査を行う際にとても役立っていると実感しています」とも話してくださいました。

パナソニック採用担当の石黒正大さんからは、パナソニックの幅広い事業領域や、採用時点から仕事がイメージできる職種採用などをご紹介いただきました。文系大学院OGの劉琦さんからは、知財分野や知財契約の仕事の面白さややりがい、そして大学院生へ「就職はゴールではなくスタート。自分を広い舞台に置いて、やりたいことやできることを考えていきましょう」と力強い助言をいただきました。

講演後は、各企業の方々と直接話せる座談会を行い、終了時間を30分延長するほど活発な交流が行われました。

アンケートでは、「直接文系大学院OBOGの方のお話を伺えて非常に参考になった」「普通の企業説明会などよりも自分の身に引きつけてキャリアや就活を考えることができた」「専門から遠く縁がないと思っていたが、話を伺うと面白く応募してみたい企業があった」という感想が寄せられました。

三菱総合研究所、富士通、丹青社、パナソニックのご講演者の皆様には、貴重な機会をいただいたことを感謝申し上げます。

教養深化プログラムでは、今後も学生のみなさんのキャリアに役立てるようなセミナーを開催していく予定です。