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北海道大学 教養深化プログラム
北海道大学

教養深化プログラム

お知らせ

文系博士向けサイトビジット(12/4~5)を開催します

公開日:2025/10/21
最終更新日:2025/10/21

「文系博士」を対象とした道外サイトビジットのお知らせです。
文系博士が活躍する領域は、アカデミアのみならず産業界にも広がっています。文系博士が活躍する企業の研究所や公的機関を訪問し、現地社員や職員の方々と交流して、自分のキャリアパスを広げてみませんか。

※参加者には旅費・宿泊費が支給されます。
※本プログラムは、EXEX博士人材フェローシップの共創教育プログラム(付与ポイント1.0)に認定されています。

■日時:2025年12月4日(木)9:00~14:00、12月5日(金) 9:00~18:00(予定)

■プログラム
1日目:12月4日(木)9:00~14:00
   ①ヤマハ発動機株式会社本館(静岡県磐田市)
2日目:12月5日(金)9:00~18:00
   ②内閣府(東京都千代田区)
   ③独立行政法人 科学技術振興機構(東京都市ヶ谷もしくは埼玉県川口市)
※内容や時間は一部変更になる可能性があります。

■対象:定員5名程度(旅費・宿泊費支給あり、志望動機による選考あり)
以下の条件①~③すべてを満たす方
①文系の博士後期課程学生(文学院、教育学院、法学研究科、経済学院、国際広報メディア・観光学院)
②教養深化プログラム履修生 、もしくはEXEX博士人材フェローシップ生
③事前にプレゼンテーション演習に参加できる方(11/17(月)、18(火)、19(水)のいずれか2時間程度)
※先端人材育成センター主催「赤い糸会」に参加した方はプレゼンテーション演習が免除となります。
※11/17,18,19どちらも参加できない場合、個別対応可能です。

■申込方法
教養深化プログラム生、EXEX博士人材フェローシップ生にメールで案内した専用申込フォームで受け付けます。

■締切:2025年11月10日(月)17時

<訪問先紹介>
①ヤマハ発動機( https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/human_subjects_research/
ヤマハ発動機では、モビリティやロボティクスなど多様な製品開発において、人間中心の設計思想に基づいた研究開発を行っています。特に「人間研究」では、感性や行動、身体特性などを科学的に捉え、製品の操作性や快適性の向上に活かす取り組みが進められており、文系博士の知見が活かされています。
当日は、研究開発の現場を訪問し、実際に開発された機器のインスタレーション体験も予定しています。人間理解と技術開発の接点に関心のある方にとって、その一端に触れることができる貴重な機会です。
〇参考情報:「心理学者の私が大学ではなく、企業で研究をする理由」 | ヤマハ発動機
https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/human_subjects_research/nhmi/suegami/

②内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局( https://www8.cao.go.jp/cstp/
内閣府の科学技術・イノベーション推進事務局では、科学技術政策の企画立案や大学院改革、研究環境整備など、国家レベルの政策形成に関わる業務を担っています。構成員の多くは各省庁や研究機関からの出向者で構成されており、さまざまなバックグラウンドを持つ人材が集まっています。
当日は、政策形成の現場を見学し、行政官との情報交換を通じて、文系博士が政策や制度設計にどのように関われるかを考える機会とします。就職先としての選択肢に限らず、政策形成における文系博士の可能性について、より深く考える場となります。
〇参考情報:社会を変える博士人材政策|文部科学省リクルートチーム(技術系)
https://mext-recruit-gov.note.jp/n/nbd30eae76e54

③科学技術振興機構(JST)( https://www.jst.go.jp/
JSTは、日本の科学技術政策を支える中核的なファンディングエージェンシー(研究資金の配分機関)として、研究開発の推進、産学連携、科学技術コミュニケーションなど多岐にわたる事業を展開しています。研究者の支援にとどまらず、政策立案や社会実装に向けた取り組みにおいても、文系博士の視点が求められる場面が増えています。
当日は、JSTの主要事業の紹介に加え、研究支援や政策形成に関わる業務の実際について話を伺う予定です。研究と社会をつなぐ役割に関心のある方にとって、研究支援や科学技術行政に携わるキャリアの可能性を具体的に描く機会となります。
〇参考情報:JSTの人(社員インタビュー) | JST
https://www.jst.go.jp/hr/person/index.html