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北海道大学 教養深化プログラム
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お知らせ

未来志向ワークショップ~札幌の気候変動と脱炭素アクション~ を開催しました

公開日:2024/04/16
最終更新日:2024/04/16

教養深化プログラム、サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進本部、広報・社会連携本部社会連携部門は、2月26日(月)、3月1日(金)、2日(土)の3日間にわたり、札幌市環境局と共催、北海道ガス株式会社、学生団体BEASTの協力のもと、大学院生を対象とした「未来志向ワークショップ~札幌の気候変動と脱炭素アクション~」を開催しました。

本イベントは札幌市環境局と本学の協働企画として、様々な専門性を持つ大学院生が社会課題の解決を考えることを目的として行ったもので、法学院、文学院、工学院、環境科学院から計7名の大学院生が参加しました。

2月26日のキックオフイベントでは、参加者は札幌市の脱炭素の目標や取組を学び、SDG学習カードゲーム「Get the Point」で資源循環を体験しながら交流を深めました。3月1日は北海道ガス株式会社本社に訪問し、札幌都心部の地域熱供給を支える「北ガス札幌発電所」「中央エネルギーセンター」を見学した後、Co-Creationグループワークを行いました。このワークでは、学生だけでなく札幌市職員と北海道ガス株式会社社員が参加し、2つのチームに分かれて「脱炭素で強靭なエネルギー利用を実現するためのアクション」と「札幌市の気候変動に関する広報力向上施策の提案」という課題にそれぞれ取り組みました。3月2日は、それぞれのチームの課題に対するアクションプランを発表し、サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進本部の加藤悟教授、札幌市環境局環境都市推進部環境政策課の富士本雄大さん、青木亨丞さんより講評いただきました。

参加者のアンケートでは、「多様なバックグラウンドを持つ人たちの相乗効果を実感した。全員が参画しやすい環境づくりが必要で、SDGsはそこから始まるのだろうと勉強できた」、「実際にはどのような脱炭素の取組みがされているのか(話題提供・サイトビジットなどで)理解を深めたうえで、その課題についてディスカッションに臨めたのが良かった」、「ディスカッションでPBL(Project Based Learning:課題解決型学習)の方法を教えていただきながら取り組めたのも勉強になった」等の声が寄せられました。

本イベントにご協力いただきました札幌市環境局様、北海道ガス株式会社様、学生団体BEAST様に深く御礼申し上げます。