【デジタルクリエイティブ基礎】「ここが魅力!デジタルクリエイティブ基礎~来年度の授業をアピールしよう フィナーレイベント」を開催しました
公開日:2023/11/29
最終更新日:2023/11/29
エントリー作品をみて発想の豊かさ柔軟さを感じたイベントでした。伝えたいことをどう伝えるのか?それぞれが工夫した作品は甲乙つけがたく、受賞作品を決めるのは大変難しかったことは言うまでもありません。
この「ここが魅力!デジタルクリエイティブ基礎~来年度の授業をアピールしよう フィナーレイベント」は教養深化プログラムのサイエンスリテラシー特別演習Ⅲ「デジタルクリエイティブ基礎」として開講している授業のフィナーレイベントとして2023年9月25日(月)に開催しました。
サイエンスリテラシー特別演習Ⅲ「デジタルクリエイティブ基礎」ではアドビ株式会社のご協力のもと画像編集、動画制作、レイアウト技術、タイポグラフィなどデジタルコンテンツ制作に必要な基礎的な知識と技術を習得します。そこで学んだことの集大成として、今年度は来年度の学生に対してこの授業をアピールするコンテンツの制作を期末課題としました。さらにエントリーされた課題を審査し、実際に来年度の受講者募集に活用することにしました。
今回のイベントはそのフィナーレイベントとなります。当日はアドビ株式会社デジタルメディア統括本部営業戦略本部の横堀直和さんにまずインスピレーショントークをしていただきました。ご自身の小学校時代のお話から1年前にお笑い芸人養成所に通った経験まで幅広い実体験に基づくお話は興味深くまた説得力のあるものでした。デザインは人の心を動かすもの、コミュニケーションすることを促すツールとしてデジタルクリエイティブの力があるという言葉が印象に残りました。
各賞の発表のあとには、アドビ株式会社井上リサさんから手軽に作品制作ができるツールの紹介や今注目を集めている画像生成AIについてミニレクチャーをいただきました。大変盛りだくさんの内容で新しい刺激も受け、次の作品制作への意欲にもつながったかと思います。ご協力いただきました横堀さん、井上さんはじめアドビ株式会社様には深く感謝申し上げます。
受賞作品紹介
教養深化プログラムで選んだ「教養深化de賞」、アドビ株式会社で選んだ「アドビde賞」、そして授業で最高の評価を得た作品に「最優秀賞」を贈りました。各賞の受賞作品は以下の通りです。
ポスター部門
教養深化de賞
Y.Kさん(理学院)
アドビde賞
麻裕毅さん(農学院)
最優秀賞
名畑公晴さん(環境科学院)
教養深化de賞はポスターの中でポスターを作成しているようなアイディアの面白さ、そこから授業で扱うアプリや授業を通してできることが見る人に伝わる点が評価されました。アドビde賞の作品はキャチコピーが誰もが持つモヤモヤをよく言葉にし、それにあったシンプルなデザインとなっていました。そこが逆に授業への関心を掻き立てさせて、授業を受けてモヤモヤを晴らしたい気持ちにさせており受賞につながりました。最優秀賞はキービジュアルが工夫されていること、余白の取り方がシンプルですが考えられているところが高く評価されました。
動画部門
教養深化de賞
久保田悠介さん(生命科学院)
アドビde賞
来田祐太朗さん(農学院)
最優秀賞
新重俊樹さん(情報科学院)
教養深化de賞は7月という開講時季を捉えつつ夏の躍動感とクリエイティビティや授業から得ることができるワクワク感がシンクロしていたところに面白さを感じました。アドビde賞では、授業を楽しく受講している風景のカットが続いたあとに黒バックと「可能性を広げよう」の文字だけになったところにまさに可能性の無限の広がりを感じさせられたことがポイントとなりました。最優秀賞は全体の構成が見事でした。タイポグラフィ中心のシンプルなものですが、音楽との同期や最後にテイストを変えている点など工夫が凝らされていました。
冒頭に書いたように残念ながら受賞を逃した作品もどれも力作揃いでした。今回の授業を通して、これからも様々な場面でクリエイティビティを発揮していただければと思います。
「ここが魅力!デジタルクリエイティブ基礎~来年度の授業をアピールしよう フィナーレイベント」2023年9月25日(月)開催