授業概要

北大の最先端の研究者から自らの研究と社会や異分野との繋がりについて講義を受け、研究と社会や異分野との関係、その社会的な意義や社会貢献について理解を深める。それを基盤にして自らの研究と社会や異分野との関係、その社会的な意義を説明できるようになる。

1．現状不満国が戦争を引き起こすとき――戦前日本の事例を社会とつなぐ(前田亮介先生・法学研究科)
2．がんへの動体追跡放射線治療研究と社会・異分野とのつながり(白𡈽博樹先生・医学研究院)
3．古典・神話研究と社会(金沢英之先生・文学研究院)
4．「単細胞生物の知」なる研究は社会や異分野とどうつながれるか(中垣俊之先生・電子科学研究所)
5．歴史は社会の役に立つのか―日本流通史研究の経験から(満薗勇先生・経済学研究院)
6．独自の免疫、炎症コンセプトを異分野融合で新規予防、治療戦略につなぐ(村上正晃先生・遺伝子病制御研究所)
7．ステレオタイプを越え、ナポレオン研究の現在を社会へ(松嶌明男先生・文学研究院)
8．非対称性が拓く科学技術の新地平(網塚浩先生・理学研究院)