教養深化特別演習(基礎)Ⅲ古典を読む(3)
授業概要
すぐれた作品・文献で多くの人に長く読み継がれてきたものとしての一般教養的な「古典」が文化や知性の源泉であるように、学術領域においても研究の根 幹を形づくる、基本文献としての専門的「古典」がある。この授業では、人文科学の諸領域を中心に広義の「古典」と呼んでよいような文献を読み、新しい知的 世界の扉を開く体験を重ねていく。4人の教員がそれぞれの観点から古典をセレクトして、授業を展開する。初回ガイダンスの後、各回1点ずつ古典を取り上 げる(取り上げる主な作品は以下参照)。各回担当者が内容の概略を報告し、受講者全員でディスカッションを行う。最終回は総括を行う。
授業計画
内藤湖南『支那論』
吉川忠夫『侯景の乱始末記―南朝貴族社会の命運』
貝塚茂樹『史記 中国古代の人びと』
島田虔次『朱子学と陽明学』
宮崎市定『科挙 中国の試験地獄』
顧頡剛『ある歴史家の生い立ち―古史弁自序』
- 科目群
- 教養深化科目群
- 科目名称
- 教養深化特別演習(基礎)
- 開講期
- 冬ターム
- 開講形態
- 週間授業
- 授業形態
- 演習
- 単位数
- 1単位